三越劇場

三越劇場客席
ずっと以前、岩井ゆうこ先生の発表会へ若柳美穂嘉先生が賛助出演で『助六』をいなせに踊られたのが初三越劇場でした。とても豪奢な作りに圧倒されてしまった記憶があります。

踊りの会は歌舞伎座、新橋演舞場、国立劇場、日本橋劇場がほとんどでその後はあまりご縁がありませんでした。

平成に入ってから、神楽坂白宮のバーカウンターへリニューアルオープンのご挨拶に見えた富士松鶴千代さん。女将さんとは旧知の中で、以前女将さんが踊られた新橋演舞場での大和楽『月』の話題が出ていました。私も拝見したかった。

神楽坂白宮は女将さんが神楽坂芸者さんだったため、
清元、小唄、舞踊など芸の関係のお客様も多かったです。
歌舞伎役者の中村屋さんは神楽坂在住で
しかも白宮さんと縁のある料理屋さんをご贔屓にしていた関係でファミリーや、
ご本人もよくお目にかかりました。
同じ時期に部位は違うけれど同種の病でしたから、
亡くなられた時にはとても残念でなりませんでした。

神楽坂白宮の女将さんと富士松鶴千代さんの
越中おわら風の盆の演出が素敵な舞台、観劇もしました。
当時は踊りのお稽古ばかりで踊り以外の音楽を知らなかったので
新内の代表曲すら知らなくて
『縁でこそあれ』の『蘭蝶』を合唱したのが印象的でした。

その後、日舞のお師匠さま、
神楽坂白宮の女将さんを続けて亡くした事もあり、
現在の師匠、春日とよ喜裕美先生へ入門しました。
小唄だけではなくて、小唄のルーツでもある清元もお勉強されて
しかもたいへんエネルギッシュな若いお師匠さまです。

小唄では年に数回の三越劇場での会や、
お師匠さま個人の発表会で何回も三越劇場には足を運びました。
いよいよ来月、喜裕美会が三越劇場で行われます❗️