三味線はじめ

お三味線は民謡の津軽や、歌舞伎の長唄など
さまざまなジャンルの日本音楽で演奏されます。
私があつかっているのは、小唄、端唄、長唄などで
もちいられる、細棹〜中棹のお三味線です。

種類はまた別の機会にお話しするとして、
まずどうやってお稽古をしていくかをかんたんに
楽譜(TAB譜)を見ながらお話しします。

そのなまえのとおり、糸(ギターでは弦ですが、絹糸をよっているので糸です)の
三本からなる弦楽器です。

ギターをレッスンされた事がある人ならおなじみのTAB譜、
指の位置でどこをおさえるかの番号表が文化譜と呼ばれて
定着しています。

三本なのでかんたんそうですが、
おさえる場所には目印があまりないのです。
ようするにフレットレスです。
そこがいちばんのネックになりますが、
弾いている人の目線で見える部分に
番号表を用いて目印にしたり、
直接お三味線の木の部分にポイントしたり
さまざまな工夫をして覚えていく事ができます。

はじめてでは、おさえる位置(勘所)もなじんできたら、
てほどきの(入門してはじめてひく曲)
『お江戸日本橋』
などなじみのある曲をひいていきます。

お江戸日本橋

ここで古人の知恵で
『口三味線』(赤字の部分)
もいっしょに覚えてしまうと暗譜の時べんりです。
チン・トン・シャン
のことです。

暗譜というのは譜を暗記することで、
楽譜なしで演奏する事です。

長唄の時は鬼の首をとるように
暗譜が当然のお師匠さまでしたが、
あまり迫らず、必要に応じてごく自然に身につけましょう。

20代くらいの若い人にはなじみがなくて、
何か違うものを考えなきゃいけないのかなぁと
悩んだりもします。

『梅は咲いたか』
昔のCMのおかげでアラフォーくらいの人には通用しても
若い人には
『???』
ですよね。

『さくら さくら』
アメリカ人のBon Joviも演奏してくれたくらいなので
さすがに知っているようでした。

三味線基本レッスンのご参考にどうぞ。