三味線を入手する時、注意すべき5つのポイント

三味線のレッスンを希望される人から、
三味線はいつ買ったらいいでしょうか?
という、ご質問をよくいただきます。

好きではじめる三味線ですから、すぐにも手に入れたいでしょう。
しかし、三味線の皮は破れます。生き物だからです。
お稽古ではじょうぶな犬皮の三味線ですが、
それでも破れます。
これを十分理解してからが好ましいでしょう。

皮の破れ対策には、毎日弾いてあげるというのが三味線屋さん、お師匠さまなどの
ベテランからのアドバイスです。
弾く事により皮が落ち着くそうです。
そのため、お稽古三味線が一番安定して長持ちするそうです。

毎日弾く為には音合わせができないと話になりません。
レッスンするためのお道具もないといけません。
きちんと保管もしないといけません。

具体的には、調子笛やチューナー
(リコーダー、ハーモニカ、ピアノでも可ですが、
できれば音合わせ用のチューナーを揃えましょう)、
指掛、膝ゴム、つや布巾、三味線の駒、
三味線の収納箱(収納スタンド)などでしょうか。

そして、糸の張り替えもできるようになっておきましょう。

桐の収納箱
桐の収納箱

お稽古でお師匠さまに
自宅での練習用の三味線が欲しい旨を伝えればそれなりの対応をしてくださると思います。
余裕と信頼関係があれば、貸出しをしてくださるお師匠さまもいらっしゃいます。

『毎日弾く』(それでも皮は破れる)

『糸を替えられる』(糸は切れるものです)

『音を合わせる』(音も変わるものです)

『収納に注意』(糸巻き、棹は折れます)

『小道具を揃える』(結構長持ちします)

などをふまえ、大切に扱いましょう。

楽器全般にいえるのは、価格に比例して音も良いという事です。
お稽古用として割り切るか、挫折しない為にもはじめから
舞台でも通用する価格の張るもの(ン十万?)にするか。
おサイフともよく相談して、そして何よりお師匠さまへご相談しましょう。